良いシャンプーについて
毎日お風呂でするシャンプー。
髪の毛と頭皮の健康のために
とても重要ですよね。
しかし、この髪を洗う。という行為は
髪をキレイにするということと反比例します。
意外ですよね。
シャンプーには界面活性剤というものが入っています。
界面活性剤とは油と水を混ぜる事のできる物です。皮脂とは油です。その油を
界面活性剤で浮かせて取るのです。
界面活性剤の入ったシャンプーで髪を洗うと
その強さは製品によって様々ですが、必ず髪は傷みます。髪に必要なタンパク質や脂質も
洗い流してしまうからです。
じゃあ、シャンプーしない方がいいのか、という事では無くて
洗わないと今度は、スタイリング剤、ホコリや酸化した油が残ってしまい
それはそれで、髪にも頭皮にもよくありません。
ですので、結論からいいますと
出来るだけ髪のタンパク質の流出が少ない(洗浄力の穏やかな)
シャンプーが良いということになってきます。
洗浄成分には、大きく分けて分類が3つあります。
本当のところ、もっとあるのですが
流通量の多い3つについて
書きます。
1つ目、
原価:安い 刺激:強い 洗浄力:強い
主原料:ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなど
この分類に該当する洗浄成分は
洗浄力が強く、価格が安いことが特徴。
ドラッグストアなどの量販店で売られている
安めの価格のシャンプーには
ほぼ、上記のものが使われています。
メーカーとしても、原価を安く抑えることは
大切なことですので。
したがって、上記のものは
小売市場に最も出回っている原料です。
ただ、ヘアカラーをされている方は特に
要注意です。
ヘアカラーの染料は、
油の性質を持っています。
染めたばかりの髪がサラサラになるのは
傷んで油分の不足した髪に染料としての油が
入った状態だからです。
先述した通り、界面活性剤とは、
油と水を混ぜて洗い流しやすくするものです。
ヘアカラーをして、油分が満たされている髪に
洗浄力の強い高級アルコール系のシャンプーを使うと
あっという間に、ヘアカラー(油)が取れてしまいます。
1万円とかかけてせっかく染めても、これでは
もったいなすぎますよね。
ちなみに、最近はこのラウレス硫酸、ラウリル硫酸ナトリウムが
あまりよろしくないと、世間で出回ってしまったために
代替えする洗浄成分が登場しました。
オレフィンです(オレフィン(C14-16)スルホン酸Na)
こちらは、植物由来のものもあって
無添加と言えるのですが、洗浄力は強力です。
食器用洗剤なんかにも使われているくらい。
市販品でラウリル無添加。
という表記があっても、
安心しないほうがいいかもしれません。
安いものには理由があります。
脂漏性の頭皮の方、肌が強く
単価を抑えたいという方くらいしか
お勧めできません。
2つ目、
石鹸系
原価:安い 刺激:強め 洗浄力:強い
主原料:カリ石ケン素地、脂肪酸Kなど
石鹸系のシャンプーのいいところは
動物の油や、植物の油で作られているので
生分解性が高く、環境にやさしいという点。
反面、phがアルカリよりなので
髪は超絶ごわつきます。
(髪はアルカリに傾くと膨潤と言って、膨らんで外部からの刺激に弱くなります)
こちらも、油をとる力は強いので
カラーリングされている方にはお勧めできません。また、体を洗う石鹸にも
使われているので、ボディーソープや
石鹸でそのまま髪を洗うことは
男性でも避けた方が良いです。
毛穴の油を取り過ぎてしまって
薄毛の原因にもなりかねません。
3つ目、アミノ酸系
原価:高い 刺激:弱め 洗浄力:穏やか
主原料:ココイルグルタミン酸など
1番おススメです。髪の毛はタンパク質が
約80パーセントほどを占めているので
タンパクを分化したアミノ酸で作って
あるシャンプーは安全性が高く
毛髪にも優しくできていると言えます。
ただ、原材料が高いです。
原材料が高ければ、原価も高くなりますので
販売価格もどうしても高くなりがちです。
効果なので、使用料を制限してしまいがちで
シャンプー前にお湯洗いをしっかりしてから洗う。
というシャンプーの基本を怠ってしまうと
洗浄力の優しさと相まって、
皮脂や汚れの洗い残しが起こってしまい
結果的に、髪や頭皮へ悪影響になってしまう
こともありますので、注意しましょう。
ちなみに、アミカではアミリオという
オリジナルのシャンプーを製造、販売しております。
こちら
(真夏のクソ暑い日に芝生で這いつくばって撮ったのは
ここだけの話)
どんなシャンプーがいいですかー?
というのを聞かれることがあります。
アミカはオリジナルのシャンプー
(アミリオ)を製造、販売しておりまして
基本的には、それをオススメしています。
では、アミリオは上記の3つのうち
どの分類に入るかと言いますと。
複合型です。
アミノ酸よりの優しさを主成分として
汚れを落としやすくする酸性石鹸系も
加えることで、男性にも使って頂きやすく
作られております。
シャンプーは優しすぎても
強すぎても、メリット、デメリットがはっきりしてきます。
なんでもそうなんでしょうけど
極端な菜食主義(ビーガンなど)や
炭水化物ばかりに偏った食生活は
体を壊してしまいます。
シャンプーも、食べ物も、完全栄養食的なものはないのですから
しっかり理解して、バランスよく
取り入れて行きたいですね。
広告やCMはいいことしか
言いませんから。
リテラシーを高めていきたいですね。
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