髪の話、仕事の話、日常の話

アミカグループ中村光太郎のブログ

サラサラな扱いやすい髪について

Before

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After
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こんにちは、アンジェロの中村です。

上の写真はヘアストレッチの施術前と

あとの写真です。

 

どうでしょうか。

明らかにボリュームは減っていますね。

ツヤも出ています。

 

ですが見ようによっては

クセが残っていますね。

 

ここが大事なポイントで

くせ毛のクセは、完全に

とってしまって良いのかどうか。

 

もちろんストレートでサラサラになった

髪の方が手触り、収まりも良いです。

 

問題はその後、 2ヶ月、3ヶ月

経った後のことです。

 

くせ毛の方はストレートをしても

次に生えて来る髪は、くせ毛です。

 

なのでバリバリにストレートすれば

その時はサラサラになりますが

3ヶ月も経てば根元はうねった状態

毛先はストレートという

カオスが生まれます。

 

これが問題で

毛先の方向性は根元のくせに

影響されますので

まっすぐになった硬い髪が

根元からいろんな方向に拡散します。

 

結果、とんでもなく手入れの

やりづらい髪になってしまうのです。

(2ヶ月、3ヶ月で根元だけストレートを

続ければ保てます。)

 

写真の方は

しっかりカウンセリングした上で

ヘアストレッチを使って

ある程度、クセが残るように

施術しています。

クセは残していますが

栄養素をしっかりと髪の芯まで

補充しているので

手触りはサラサラです。

 

こうすると、ストレッチをかけた

毛先も時間が経てばある程度クセが戻り

根元が伸びてきても馴染みます。

 

先述したカオスは生まれず

自然なボリューム感で

過ごしていただけるのです。

 

 

ビフォアの状態では

髪を下ろすことも難しかった

らしいのですが

今ではハーフアップや、ダウンスタイルも

可能になったそうです。

 

髪の毛は伸びていきます。

傷んだら元にも戻りません。

 

だから、3ヶ月先、1年先

さらには10年、20年先まで考えた

提案をする。

 

そういう視点が大事だと思っております。

 

ストレートパーマやストレッチは

そのための手段にすぎません。

 

手段を使って、どうデザインしていくのか。

それが美容師の仕事なのです。

 

精進します。

 

 


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Angelo
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